【短歌の目】恥の十首【駄作】
指定された10個のお題で10首の短歌を詠んでください、ですって。わー、おもしろそう!と軽い気持ちで手を出すものではありませんでした。やってみないと分からなかったことですが、意外と良い歌が作れないものです。
だいたいが、上のリンクの「詠み方例」を見てごらぁさいよ。心ポッキリ折られますから。
1. 白
白湯握りきんとしばれた庭をむく 雪にふんばる南天の赤
僕にはこんなセンスもなければ庭もない。
「おーいお茶俳句」に投稿しましょう、という冬休みの宿題を中学生の時に課された以来、という経験の少なさ。その時だってそこまで真剣に取り組まなかったし、しかも今回は短歌です。10首作ってみてあまりの不出来に投稿を躊躇いましたが、瞬時に思い浮かんだ1首目の下衆さをご覧に入れたくて投稿に踏み切りました。それにしても、下手な文章を毎日アップしているだけでも十分恥だと思っていましたが、文字数に指定があるとさらに恥ずかしいクオリティに仕上がるものですね。それぞれに脚注という名のエクスキューズを施したい切なる気持ちを抑えて、言い訳せずに置いておきます(泣)
1.白
より白くより美しき女(こ)を夢み 夢に終わるよイモの乳揉み
2.チョコ
本命は君が初なのチョコ所望 気持ち察せよ焼き菓子じゃなく
3.雪
聞いてない予定ない雪積もるから 学校行くは明日からでいい
4.あなた
凹ましてご機嫌取って凹まして あなたはあなたで口を閉ざして
5.板
文化祭板垣演説コントした 今も昔も僕は客B
6.瓜
熱しやすく冷めやすいのは焼酎と 我が気まぐれよ余す胡瓜よ
7.外
ゴロゴロで幸せだとは言うけれど 期待してくれ連れ出させてくれ
8.夜
夜更かしは明日の更かしの身支度で ぐるり七夜目冷めた珈琲
9.おでん
「いい店を探しますね」と10月に おでん無しでも冬は越せそう
10.卒業
「おめでとさん」ギャグで誤魔化す寄せ書きと 推敲五度目長文LINE
ブログを書いていても思うことだが、僕はネタを自分の体験からしか引っ張ってこれない。創作のセンスというものがからきしないんだね。
↓ 1週間後の振り返り記事