うきうきマンドリル

鼻の角栓抜くのの次くらいの暇つぶし

6月病

先週は1日も講義に出席できていない。今週も大学に行けなさそうだ。身体が重たく昼まで寝ている。自己嫌悪が激しく、当たり前のように真っ当な大学生活を送っている同級生の様子をSNSで見ると叫び出したくなる。お酒を飲む。死にたい消えたいとブツブツつぶやく。ネットのうつ病診断を試すと中程度のうつ状態と出る。たまに友人に誘われてビアガーデンに行き飲み会を楽しむ。遊んでるときはヘラヘラと楽しそうにできるから自分はうつ病ではないのでは、と思う。彼女を家に呼び、なんやかんかする。独りでラーメン屋へ行き炭水化物を胃に詰める。独りで映画を観に行く。突発的に朝早起きしてカフェに出向き、とろとろのフレンチトーストを召し上がる。

 

十日以上は講義に出席していない。出席日数が足りていなければ定期試験を受ける権利が与えられずまた留年することになる。ひとまずは5月前半まで真面目に出席しておいた貯金を食いつぶす形で自室に引きこもる生活をしているが、これもそう長くは続かないだろう。

 

ただ学校に行き出席カードを切ってくるというだけのことができない。できない自分を責めて責めて、責めるのも飽きてしまって眠りにつく。酸素を吸って二酸化炭素を吐き出し実家から送られる生活費を規則正しく出費していくだけのゴミ。心の病気なんじゃないかと思う一方で究極の怠惰に過ぎない気もするし、こんな状態が5年近くのあいだ周期的にやってくる、もはやこっちが正常であって、なんの引っ掛かりもなく毎朝大学に通っていた先月がここ数年来の珍事だとも思う。とても程度の低いところで安定している。そして親にぶち殺されても仕方ないのだが、今の自分の現状をそこまで重く捉えていない。ここから抜け出したい気持ちがないわけではないのだが。

 

今日みたいなどん底の精神状態のときは映画のような夢を見る。リアルが充実していない分、夢が色鮮やかになるのだと自分では思っている。目覚めたあとも夢の内容をしっかり記憶できていればそこそこ面白い小説が発表できそうなのに、と毎度のように思う。昨夜は山道を運転していると女の人が車道に飛び出して轢死するところから話が始まり、急に場面転換。彼女がどうして自殺を決意したかを追憶するシーンが始まって、、、という具合。なんなら2 years ago ~2年前~という字幕まで出てたんじゃないかな?

 

おぞましい夢を見るのは精神面がどん底のときで、ここからゆっくりと復調していける証だと、経験上はそう思っているんですけどね。