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下ネタのないテッドなんて!( 大人になるまで待てないバージョンとR-15版のおすすめの見かた)

金曜プレミアム「テッド 大人になるまで待てないバージョン」(どーーーん)

 

なんじゃそれは。ち〇ち〇こそ依然として子ども仕様ですが、R15+指定なんてとっくに通り越した大人の僕は、ファミリー向け(PG-12指定)に再編集され公開されたという本作を、テッド2の予習に、そしてR15版との違いを怖いもの見たさで観ることにした。僕は1年ほど前にDVDでテッドを鑑賞済みで、あっけにとられるようなシーンの数々も把握している。有吉の吹き替えが冴えわたっていた。

 

あらすじ

いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。

 

過激な表現や汚い言葉、スラング、そしてちゃっかりシリアス展開に移って、ただのコメディでは終わらせないところが売りのテッドだが、主に序盤のテッドの面接から中盤のパーティーのシーンまでの性的な描写のカットが多く、台詞の差し替えも見受けられて残念。僕は個人的に友情バナシが嫌いなので、ブラックジョークのカットされた今回は物足りなさを感じました。しかし今回の金曜プレミアムが初見で元を知らない人ならば、これでもきっと十分楽しめるだろうというクオリティは保たれていると思いました。

くまモンのほうがいい!とジョンが叫ぶところから勃発する掴みあいの喧嘩。有吉が劇中で推しているシーンです。

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ここでの「くまモン」は日本語吹き替えの意訳で、原語では「テディ・ラクスピン」という子ども向けの熊のキャラクターらしいです。ソースは2ちゃん。また、"大人ののび太とドラえもんだな”という感想の書き込みが実にしっくりきた今回でした。

 

R-15版のDVDの見かたとしてとってもおすすめしたいのが、日本語吹き替え版かつ字幕ありでみることです。有吉の声優としての仕事っぷりは満喫したい!でも吹き替えだとあまり汚い言葉の直訳は聞かせてくれない。そこで、日本語字幕。かなりストレートなボキャブラリを堪能できます。本当におすすめ。

 

余談ですが、この前ショッピングに行ったらテッドの等身大サイズのぬいぐるみが売ってましてね。とっても可愛いんですよ。ぬいぐるみのぬいぐるみですからね、いいですよ。女の子へのプレゼントにいいんじゃないでしょうかね。