うきうきマンドリル

鼻の角栓抜くのの次くらいの暇つぶし

アン・ハサウェイ主演マイ・インターンネタバレ感想

大ヒット映画「プラダを着た悪魔」の続編かと思っていたけど、そういうわけではありませんでしたね。そもそも主人公の名前が違った(笑)「プラダ」のアン・ハサウェイが演じるアンドレは本当に美しくて、ファッションを学んで成りあがっていくシーンの爽快感たらなかった。今回はジュールズ。ほっこり要素多め

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ジュールス(アン・ハサウェイ)は、家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。女性なら誰しもが憧れる華やかな世界に身を置く彼女。 仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送っているかに見えたが...彼女には人生最大の試練が待っていた。そんな悩める彼女のアシスタントにやってきたのは、会社の福祉事業として雇用することになった40歳年上の“シニア”インターンのベン。 人生経験豊富なベンは、彼女に“最高の助言”をアドバイスする。次第に心を通わせていく2人だが、彼の言葉に救われたジュールスには予期せぬ人生の変化が訪れるのだった。

 

 男同士で観に行くと「あのシーン良かったよね!」と振り返るのも照れくさくなるようなほっこり系ムービー。こういう、最初のうちはジョークを散りばめて笑わせ、最後はガッツリめにほっこりさせようとしてくる映画に僕は弱い。

服の通販サイトを起業した、癖のある仕事人間のジュールズ。会社の政策の一環でシニアのインターンとして雇われることとなったベン。気難しい女社長の心を人生経験で人徳のあるペーペー新入社員が解きほぐし、心を通わせる。

キャラクターの大勝利と言うべきか、ロバート・デニーロが演じる70歳のインターンに終始ほっこりさせられる。だいたいが「ホリデー」とか「最高の人生の見つけ方」とか洋画のおじいちゃんが魅力的すぎる!

ベンの女性を上手くエスコートしたり洒落た台詞で元気づけたりするジェントルマンぶりは海外の文化圏であっても群を抜いたものなのだろう。それに魅せられていくジュールズ。

僕のお気に入りのシーンは、社長のジュールズがベンを誤って異動させてしまい、それについてジュールズが必死に心を開いて弁解するシーン。ジュールズが努めてベンに敬意を示して、関係性を取り繕うとする姿にやり手社長の隙を見たようで、いじらしさに胸が締め付けられた。

劇場内にはしばしば観客の笑い声が漏れ聞こえ、それが一層和やかな映画の雰囲気を演出した。ことごとく観客がベンにほっこりさせられている。映画館で観てよかった、と音響や映像の迫力以外で思える稀有な体験だった。

僕の身の回りでも比較的評判がいい。デート向けだと思います。とてもオススメ!!女性は元気をもらい、男性はとりあえずハンカチにアイロンをかけて持ち歩こうとする、そういう映画です。

p.S.

アン・ハサウェイの美貌は言うまでもないが、出張先の会社のビルから出てくるシーンがたびたびあるのだが、そのファッションのカッコよさと立ち姿の美しさは毎回目を見張る、見どころです。ぜひここらへんもチェックを!

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