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うきうきマンドリル

鼻の角栓抜くのの次くらいの暇つぶし

【悩み】読者の皆にはずっと黙っていたけど僕本当は、

オモシロイと思って書いてる ☆オススメ

能力者なんだ。
物心ついた頃からずっとね。
真夏や雨の日はさすがにないけど、今年でいうと9月半ばにはもう覚醒が始まっていたんだね。

僕には愛する人がいて、お互い恋人同士になろうねって言ってから今年で2回目の冬が訪れたわけだけども。
世間の男女が手を、体を重ね合ってお互いの体温を分け合うなか、僕は未だに彼女の手にすら触れたことがないんだ。
それで彼女を傷つけてしまうことが、怖いんだ・・・

 僕は物凄く強く、静電気を溜め込む体なんだ。

ニットやダウンジャケットなんかの静電気を溜めそうな衣類を着るのも避けているのにだよ。
だってのに、コンビニのペットボトル飲料が冷やしてある棚があるでしょう。
あれの扉の持ち手に触っただけでも通電するんだ。

音が聞こえる。
「いけない!」と気づいた時には手遅れなんだ。
周りの人も「いまバチッって音鳴ったねw静電気でしょw」なんて笑ってるけど、僕は勘付いているんだ。彼らの怯えた裏の表情に。

僕がコミュニケーションの場でボディタッチを慎んでいるのもそういう理由なんだ。
一時のテンションに流されて人とじゃれ合うのは楽しそうだと思うよ。
でも、あとのことを考えたらね。
僕の能力で傷つく人がいると思うと怖いんだ。

だから僕は周りから、コミュニケーションが苦手、人間が苦手なんじゃないかって思われないために、普段から努めて明るく人当たりのいい性格であるよう振る舞うことにしてる。
ボディランゲージの欠陥を補うためだ。
ときどき虚しくなるね。

そんな事情で僕は、必要以上に人と触れ合うことを避けていて、だからこそネット回線を通じて人と触れ合えるブログというものに大切にしているんだ。
実を言えば僕はブロガーの集まり、いわゆるオフ会に何度もお誘いの声を掛けてもらっている。
でもそれらを全て、何かと事情をつけてお断りしているのにはこういう訳があるんだよ。


それで昨日の話になるんだけど、恋人と一緒にクリスマスシーズンの街並みを満喫しようと思って、珍しくお出掛けデートをしたんだ。
そしたら向かいから3人組のコワモテのヤンキーたちが近づいてきて、まるで僕の存在が見えていないかのように、僕の恋人をナンパし始めるんだ。

思い当たる原因はあるよね。僕らは手を繋いでいない。
僕の力が暴発してしまうことを恐れて、少し距離を取って歩いている。
それが傍から見れば他人行儀に見える。少なくとも恋人同士には見えなかったりするんだろう。

嫌がる彼女の気持ちを無視してヤンキーたちは僕の恋人を口説き続ける。
もう我慢できなくなってね、僕は彼女の腕を握って、グイとこちらに引き寄せた。
まるで少女漫画のワンシーンだ。

(バチバチバチッ!)

驚いたね、瞬間的に彼女が漫画みたいに骸骨が透けて見えてた。
直後、飛び散る火花と、丸焦げになった少女の残骸。
認めたくなかったよ、これが自分の抑えて込んできた力の闇の部分だなんてね。

これが定めだと諦めて、僕は自分の力を怒りのままに、ヤンキーたちに向けた。
それから後のことは思い出したくもない。

 

まぁさすがに骸骨透けたってのは嘘だけど、ヤンキーに絡まれたってのはガチで嘘。

でも2年付き合ってる恋人がいるって事だけは本当に嘘。

ただオフ会に誘われているっていうのはマジで嘘。

僕が静電気にビビって普段からJKの萌え袖みたいに指先を守ってるのは本当。

どなたか対策知りませんか?

あとオフ会っていうのやりたいです。