うきうきマンドリル

鼻の角栓抜くのの次くらいの暇つぶし

遅ればせながら観た映画「キングスマン」が案外微妙だった

今年に入ってようやく一本目の映画を観た僕です。

暇を持て余した留年生の嗜みと言えば映画っしょ!ってことで週2,3本ペースでGEOで借りたDVDを観ていた時期もあったのに。
近頃は鬱っぽくて映画1本観る集中力もなくてね

rickey.hatenablog.com

昨年末にこういう形で昨年観た映画をまとめたんだけど、たくさん貰ったブックマークコメントのなかで「キングスマン観てないの?」というコメントが熱かった。

 評判は上々

 キングスマンは!!キングスマンは!!!今迄見た映画でもトップクラスのポカーン( ゚д゚)展開のあるキングスマンは!!!あれも完全に映画館で見たほうがいい映画でしたのよ……!

 

キングスマンは入ってないけど超オススメ。

 

ブコメのキングスマン人気。……ぼくもだいすきです!!

 

キングスマン教徒が多すぎるw

 言われなくても公開当時の評判は激熱だったし、普段チェックしている映画好きの人のブログでも推されていました。僕も一緒に観に行く友だちがいれば劇場に観に行くつもりでしたが、なかなか都合がつかず気づけば公開期間終了。

DVDレンタルの日を心待ちにしていたわりに、年末年始のうつ傾向も相まって映画熱も冷め気味。先日やっとレンタルDVDにありついた次第。

そんな念願の(?)キングスマンが案外微妙だったという感想はタイトルの通り。以下ネタバレして、観た人にしか伝わりづらい感想を。

微妙だと感じたところをつらつらと

秘密スパイ組織「キングスマン」にスカウトされたチンピラのエグジー。先輩であり父親のような存在であるハリーの背中を追いかけて優秀なスパイへと成長、最後には大活躍。
エグジーがスーツに身を包むシーンでハリーほど垢抜けていなくて笑ったのは僕だけだろうか。

ストーリーの大筋は分かりやすいシンプルな展開。
スマホのSIMカードを使って世界を乗っ取ろうという、現代的なのか古典的なのか分からない大胆な悪役の存在や、秘密基地がテーラーにあるというファッションの知識があればもう少し楽しめそうな設定が特徴。

注目のアクションシーンだが、ハリーが教会で無双するシーンは映像のエフェクトに臭さを感じてしまった。編集を感じさせないリアルな身体能力を感じさせるアクションの方が好みだ。Rー15でそこそこグロかったがそこに文句はない。

最後の「威風堂々」をBGMにした花火大会はどんな顔して見ればいいのか分からなかった。教会のシーンにせよ、「めちゃくちゃやってる」ところが評価されているのかな?たくさん人が死んでいるからなのか、ハッピーエンドにカタルシスがなかった。そして、「今までそんな下ネタ的なノリじゃなかったじゃねえか!!」と大声でツッコミたくなるようなラストのお色気シーン・・・。

僕がアクション映画でそこまで興奮しないのが何よりの理由だと思うんですけどね、アクション嫌いってわけでもないから。評判がよかったので期待しすぎてしまったのかもしれませんね。映画館で観ればマッドマックスみたいに感想が変わったかな?

ソフィア・ブテラに蹴られたい

唯一(?)気に入ったのが、黒幕ヴァレンタインの秘書兼護衛役だった、脚が刃物のお姉さんことガゼル。中二心をくすぐる、ハンターハンターに出てきそうなキャラクターだ。演じるのはソフィア・ブテラ。蹴られたい、背中を蹴られたい。(え?)

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大袈裟なアクションに苦言を呈したその舌の根の乾かぬうちに、彼女のアクロバティックなアクションを絶賛します。ブレイクダンスのウィンドミルをやっていたのでスゲェなぁと感心していましたが、彼女、プロのダンサーなんですね。それこそCGのような動き!

www.youtube.com

結論のようなもの

今作の監督が 「キック・アス」を撮った人だという記述はキングスマンを紹介するあらゆるメディアで見てきた。キック・アスは芸能人にも好きな映画として挙げている人をよく聞くメジャーな映画なので今度はこちらをチェックしてみよう。こちらも響かなければ、僕はもうこのジャンルが合わなかったのだと割り切ることができるかな(笑)

ああ、相変わらず映画のレビューが下手だなぁ(笑)

 

蹴りたい背中 (河出文庫)

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