マクドナルド・名前募集バーガーは写真と少し違うようだけど味の感想
午前零時、僕は空腹による眩暈と戦いながらマクドナルド、我々の業界で言うところの"マクド"へ駆けていた。
明るすぎる店内に踏み入り、最初に僕の目に飛び込んできたものは・・・
「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮)」
・・・ちょっとふざけ過ぎじゃないかなぁ?!
こちとら「ブログタイトルは30字前後が理想!!」ってノウハウどっかから聞きかじってきて日々ブログ書いとんじゃい!!
56字ぞ?!なに最後にちょこっと【名前募集バーガー】とか書いてんねん!全然間に合っとらんぞ!?ちゃんとまとめんかい!
AKB48の34thシングルの「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」も酷かったよな?!これは76文字!秋元康アホかよ!
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」でさえも初見じゃ首かしげるやろが!!
なおレシートには(ナマエボシュウバーガー)と記する、北極のシロクマも身震いするほどの冷めっぷりである。
実食
なんだかんだと文句を言ったところで、ポテトとハンバーガーを目の前にすればいつだって僕らはキッズの心へと帰ってしまう。慣れないハンドサインもご愛嬌だ!
(パーティーがはじまるよ・・・!)
一層目にはドロッとペースト状になったマッシュポテトとベーコンが。ポテトの分量が商品イメージ画像とかけ離れているのでネットでは、名前募集キャンペーンを皮肉って「詐欺バーガー」と呼ばれているらしいが、これは特に問題ではない(後述)
二層目にはお馴染みのビーフパテ。その下にスライスのチェダーチーズと"焦がし醤油風味の特製オニオンソース"(タイトルより)。
いざ実食!
(感想)2種類のうるさい味が超ジャンク
まず上の段のポテトからほんのりジャガイモの香りがして、美味しそうな雰囲気を作る。しかし直後、そのこっくりとしたバターの風味のキツすぎること!商品イメージの通りにポテトがギッシリと乗せられていたら胸焼けして食べてられないんじゃないだろうか?詐欺分量だからこそのギリギリのバランス。
そして今回の商品に限らず、マクドでベーコンとビーフパテが同居してるハンバーガーでのベーコンの存在感の薄さは異常!あっても気がつかないし、無くても気がつかない。BLTならまだしも、上のポテトにも負けないくらいにしっかりと味のついているパテ氏の圧勝である。
上はひと齧りしたあとの溢れ出るオニオンソースの画像。
このオニオンソースがまた濃い味で、単に塩っ辛いと言い捨てるほどではないがうるさい味。上に控えていたチェダーチーズの味は先のポテトとこのオニオンソースによってかき消されている。
(あ、こぼれた)
結論、ウマいかウマくないかで言えば、ウマいのだ。
このポテトとオニオンソースの2種のうるさい味がなんとも言えずジャンキーで、僕がマクドに求めている最低限のものはしっかりと満たしている。単品390円ということを考えれば尚のこと、詐欺バーガーだと罵られるほどの落ち度は見当たらない。むしろ怪我の功名だ。
ただビッグマックのほうが断然美味しいので、リピートするかと聞かれれば「NO.」と答える。それだけの話である。おしまい。(今日の文章は心なしか、ドヤ顔でしたね)