僕だけがいない街 無事完走 ネタバレ感想
「僕だけがいない街」、全12話完走しました
今季は5つくらい気になっているアニメがありましたが、3月の頭まで大学の試験があったこともあり全てを追いかけるわけにはいかず。
今回の僕のようにネタバレの記事が氾濫することが予想されるミステリー系の僕だけがいない街だけは現行で追いかけることにしていました。
結果的には2転3転する全体の構成と、毎回気になるところで終わるいじらしく憎たらしいエンディングが録り溜めてからまとめて視聴したほうがいいのは明白・・・。でも毎週展開を予想しながら他のブロガーさんの考察を読むのも一つの楽しみ方でした。
どこかのブログで「Wikipediaで犯人ネタバレしている」との書き込みがあり、うっかりネタバレを防げたことも感謝している。
昨期もリアルタイムで完走できたのは同じミステリー系の「すべてがFになる」でしたね。近頃は古い作品もちょくちょく観ていて、アニメ熱が再燃している感があります。
以下、僕だけがいない街の感想ネタバレあり注意
2つの時代を行き来する主人公。過去に戻って少女誘拐殺人を未然に防ごうと奮闘する、ってことでどうしても闇の深いストーリー展開にならざるを得ない。
明らかに黒幕の匂いを漂わすミスリードの八代学(担任の先生)から如何に真犯人に疑いの目が移っていくのかと期待していましたが、犯人は順当に彼でしたね。登場人物も少なかったからこんなもんか。
第9話で八代先生の人間味のある部分を見せられたので、残り3話でこれがひっくり返されることはないのではと思ったんです。
さらには一周回って白鳥潤が冤罪でもなんでもなく犯人で、悟が「信じてたのに・・・」と膝から崩れ落ちる救いのない僕好みのオチを期待していたのですが、さすがにそうはいきませんでした。
印象的だったのは悟のお母さんの活躍ぶり。母親の愛の強さをまざまざと見せつけられ、たびたび胸が締め付けられる思いでした。特に雛月加代をかくまった夜のお風呂シーンから翌朝の朝食のくだりは涙腺が緩みました。
あとお母さんの声はコナン君でおなじみの高山みなみさんだったのですね。僕は第9話のシリアスなシーンで抑え気味の低い声を聞いてようやくそれに気づきました。推理パートのときのコナン君の声やん!?って
バイト仲間の愛梨が本当にいい子でかわいいんだけど、毎週12話は長くてその印象が薄れてしまったな。なんだかんだ一番好きなキャラは愛梨でした
ラストはなんとなく上手く締まったようで。
舞台である北海道の子どもたちが別れ際に使う「それじゃあね」を意味する方言「したっけ」がクセになるアニメだったな。
映画化は果たしてどうなるのか。有村架純が大人の雛月役をやるようで、アニメ版だと大人雛月の登場シーンって一瞬で終わるので、きっと脚本が大きく変わるのだと予想するのだが。
まあ、観ないだろうな。
したっけ