「ご趣味は?」「暴飲暴食を少々…///」
僕の話をしよう。いや、いつだってお前自身の話しかしていないじゃないかというツッコミは脇に捨てる。
趣味、と言っていいのかは微妙なところだが、僕は鬱憤が溜まったりした際の気分転換の方法として、暴飲暴食を選ぶ。
普段から大食いで胃のキャパシティーに自信があるとかいう話でもないのだが、むしゃくしゃするとコンビニに駆けて1000円分くらいの菓子、チルド食品を買い込み、それらすべてを30分もしないうちに胃に叩き込むのだ。
暴食
そのときの腹の減り具合に関わらず、ひとまずは腹十五分目くらいまで無理をしたくなる。
味わうプロセスもさることながら、パンパンに詰め込まれた胃袋の圧迫感にカタルシスを覚えるマゾプレイ。
一瞬のカタルシス、そしてそのあとすぐに訪れる後悔。胃もたれし、横になり、気づけば眠りに落ちて生活リズムも崩れだす。
経済的にも健康的にもまったくメリットの見出せない行為であるが、僕は高校生のときに東鳩のスナック「暴君ハバネロ」にハマったくらいの時期から暴食の癖がついてしまった。
先日アメトーークで「ついつい食べ過ぎちゃう芸人」をやっていたが、僕ももう若くないしああやってブクブク太っていくのだろうか。
家系ラーメンはほうれん草をトッピングしてるからセーフ!なんて漫画のデブキャラみたいな台詞を吐いてここ三日続けてラーメン特盛が晩御飯になっている。
ストレスのはけ口にしているという点で芸人たちよりも僕のケースのほうがたちが悪い気もする。
近頃はスクワットチャレンジなる筋トレも始めて、ダイエットを真面目に考えている一方で、ストレスの発散法がほかに見つからないから暴食という真逆の行為に走っているのもよく分からない。
ついついポテトチップスの袋に手が伸びる。
ブラマヨ小杉と好物が一緒でつらい。
暴飲
「暴飲」のほうはどうだろうか。
僕はここ数か月のあいだ、一日も欠かすことなくアルコールを摂取している。
もちろん毎日が酔いつぶれるほどの量というわけではないが、いつもの作業机の上にウィスキーと焼酎の瓶がグラスとともに並んでいるから、自然と手が伸びてしまうのだ。
肝臓を壊したり、いわゆるアル中の段階にはまだ程遠いが、20代前半にして飲酒が常習化しているというのはいかがなものだろう。
しかも僕は留年生ということで、絵に描いたようなクズが完成してしまっている感は否めない。
暴食同様に、むしゃくしゃするととりあえず机の焼酎をグラスに注ぐ。
これは「やけ酒」のつもりなのだが、食事と違い、本当に飲酒がストレスの克服に役立っているかははっきりと分からない。
酔っぱらったあとというのは何とも言い表せない残念な気持ちになることが多く、むしろ精神面でマイナスに働いているという見方が強い。
そんなことを考えていたときにちょうど下のエントリーを読んだ。
とても飲めたものではないキツイお酒をコーラで割って飲むくらいなら、コーラ飲んどけばいいじゃん、と。
たしかにそうだなぁと思った。
なんで僕はわざわざ酒を飲んでいるのだろう。
僕は芋焼酎、ウィスキー、ビール、白ワインなどの味が好みで愛飲しているつもりでいるが、本当にソフトドリンクじゃダメなのだろうか?
ライフガード超旨いし?
上のコーラ割の話でいえば、手っ取り早く酔いたい、という発想が元となっているのだろう。
だが僕は酔って羽目を外して飲み会の場を楽しめるタイプでもないし、さっき書いたように酔いが覚めてから後悔することも少なくない。
それでもついつい酒屋に酔って地ビールを吟味してしまう。
つらい。
栄養学とか突き詰めたらジャッジは変わってくるかもしれないけれど、酒タバコに比べれば暴食なんて可愛いもんなんじゃないかなと思って。
どうせ続かないんだろうけど、禁酒をここに宣言して今日のブログはおしまいにします