うきうきマンドリル

鼻の角栓抜くのの次くらいの暇つぶし

エイプリルフールは苦手分野です

新年“度”、あけましておめでとうございます。留年を決定づけた1月2月3月を振り切り、2015年を仕切り直すつもりで心を入れ替えます。勉強と最低限の人間関係を大切に、一所懸命に生きようと思います。

 

4月1日、エイプリルフール。同じ大学に通う同級生たちと比べれば僕はブログサービスを利用している、というだけでも圧倒的多数の人たちにネットを通じて自作のテキストを発信することができる。この立場を活用して、皆を唸らせる4月バカジョークを広く発表することができればそれが理想だったのだが、ウンウンと3分ほど頭を回転させてもいいネタが思いつかなかったため、断念しました。前の更新で今春スタートの連ドラの覚え書きを作りましたので、あれらの放送開始日を偽装する、というのを思いつきましたが、実際にこのブログの情報をあてにして放送日を待ち焦がれる人がいたら、放送を見逃した怨念で僕は末代まで呪われることになるだろうと思い、諦めました。

 

エイプリルフールにまつわる話でいうと、幼い頃に見たアニメドラえもんの「ハリ千本ノマス」の回が印象的でした。

 

4月1日。毎年騙され続けてきて誰の言うことも信じられずに警戒心むき出しののび太は、母の「のびちゃん、おやつよー」の声にも「嘘に決まってる!!><」。不憫に思ったドラえもんは「ハリ千本バッジをつけた状態で、誰かにウソをつかれるとウソが本当になるように相手が行動しなくてはなりません。」という秘密道具「ハリ千本バッチ」を与える。漫画をあげる、ケーキを奢るというスネ夫とジャイアンからの嘘は強制的に実行に移され、のび太は実際に得をする。それで終わればいいものを、調子に乗って失敗するというお決まりのお話で。開始3分の

しずかちゃん「やめなさいよ二人とも。いくら嘘をついていい日でも、喜ばせておいてあとでガッカリさせるなんて可哀想よ。それよりも、ビックリさせておいてあとでホッとさせた方が親切だわ^^あたし、親切な嘘をついてあげようと思ってるの^^」

ジャイアン「なーんだ、しずかちゃんだってやっぱり騙すんじゃんか・・・。」

 という完璧すぎるフリをかましてラストシーン。

しずかちゃん「のび太さん!大変よ!うちが火事よぉ!!」

ひみつがどうぐが発動し、しずかちゃんはのび太の家にマッチで火をつけようとして、暗転。(暗転はしないけど。)

 

落語かよ。皮肉の利いたいい話だなぁと今になっても毎年恒例で思い出すお話。ハリセンボンの形をしたバッチが発動するたびに「(針千本)ノーマスー」と喋るのですが、そのロボット声の不気味さが幼い僕の脳みそに刻まれたんだろうと今は想像します。

 

こちらがその回のドラえもんの動画のリンク。

 

本当に便利な時代ですよね。記憶の断片を検索キーワードにすれば簡単に元の動画に辿り着けるんです。