彼女へのクリスマスプレゼントを親のお金で買うといふこと
おっす、オラニート学生!
来月は人生初の、恋人と過ごすクリスマス!
ついに来た、俺の時代!
当日のデートプランはバッチリ!
一緒に甘い甘い恋愛映画見て
駅近くのお洒落なイタリアン食べて
駅のイルミネーション見て肩寄せ合って
二人きりの空間に移動してプレゼント交換!
そして部屋の明かりを消して・・・・・・性夜!!性夜!!!!
さて、プレゼント、どうしましょうか。
僕は毎月生活費として、親から十万円弱の仕送りを貰っている。食費、光熱費、交際費、ガソリン代・・・これらのお金をこの仕送りの中から支払っている。バイトはしていない。
僕は今まで自分のために、親からの仕送りを使い込んできた。暴飲暴食、買ってもほとんど着ない服、アイドルのCD、突発的な一人旅、謎のサプリメント・・・。親もそれらを織り込み済みで、お金を入れてくれていただろう。
しかし、彼女に対して"いい格好"をするために親のお金を使う。これは違うんじゃねえかなと。このことに僕は負い目を感じてしまう・・・。親に申し訳ないと思うのがひとつ。
対して彼女はずっとアルバイトをしているから、当然自分の稼いだお金からプレゼントを購入してくるはずだ。今までも、彼女がバイトで忙しそうにしている一方で、自分が親のすねをむしゃぶり尽くしていることに引け目は感じていた。
それでもお互いに学生だから一緒に行った食事の支払いは割り勘で、お互い奢ったり奢られたりすることはなく。あくまで自分の食べた分を仕送りで支払っているということで、自分を納得させてきた。うん。しかし今回は予算五千円~一万円での金品の授受。のっぴきならねえよ。
いやいや、最悪、自分の負い目だけならば、僕の持ち前の図太さをもってすればどうにでも捻じ伏せることはできる。親の金で彼女にプレゼントを贈る?やぶさかじゃないよ?
一番の問題は向こうの気持ちだ。遠慮とか、申し訳なさとか感じさせちゃうんじゃないのかな。僕の背後にいる初老の男女の面影を感じて、戸惑わせてしまうんじゃないだろうか
いくらクリスマスデートをいい雰囲気で楽しめたとしても。プレゼント交換の段階で少しでも変な空気が生まれてしまうくらいなら、プレゼント交換なんてイベント最初からいらないんじゃないのかっていう話ですよ。
どうしよっかな
今からひと月バイトするってのはナシで!
(画像は僕が大好きなアイドルグループ、℃-uteです)