今年突然映画にハマった僕が選ぶ2015年公開オススメ映画ランキング(スターウォーズ新作待ち)
今年2015年はいろいろと故あって映画をたくさん観た一年でした。
今まで人付き合いくらいでしか映画館に足を運ばず、有名どころもほとんど未視聴で、数少ないお気に入りの映画は「千と千尋の神隠し」だった僕。それが今年はその遅れを取り戻すようにDVDレンタルと劇場公開合わせて60本以上の映画を観ました。例年の僕の20倍か30倍です(笑)
本当の映画好きの方からすれば浅薄もいいところかもしれませんが、今年公開された映画の中から僕が観た20作品をランキング形式で紹介します。何かしらの参考になれば幸いです。来週末公開の「スターウォーズ フォースの覚醒」がどこに食い込むのか?というタイミングでこのランキングを作っています。公開日にもちろん観に行ってきますよ!
前置きが長くなりました。それではランキングをご覧ください↓
1位:セッション
徐々に大きくなるドラムロールで始まる、名門音楽学校の楽団オーディションのシーン。この映画は音響の点でも劇場で観て本当に良かったと思える作品だった。シーンの多くがジャズバンドによるコンサートなので。
ドラマー志望の冴えない少年が名門ジャズバンド入り、J・K・シモンズ演じるドS教官にボコボコにされながら鍛え上げられるサクセスストーリー・・・かと思いきや。
スポコン漫画のようなレギュラー争奪戦から始まり、冴えない主人公に親心に似た共感を覚えながら応援していたのに、最終的にはドS指揮者のフレッチャー教授と張り合えるくらいの異常な執着と狂気を発揮し、視聴者を置いてきぼりにする。そして仕上げのラストシーンはもはやバトル漫画の域だった。熾烈な攻防。唖然。傑作。
楽器演奏の経験のない僕は、あらすじを読んでもそれほど惹かれる内容ではありませんでした。タイトルもピンときません。なぜ映画館に観に行ったのか、自分でもよく分かりませんが、見逃さなくて良かったと思います。
伊集院光のラジオで「邦題は分かりやすく
鬼教官 ジャズ学園 ~シンバル投げないで~
にしたらいいのに」と話していて、秀逸だと思った。いい映画なのに、イマイチ興味を引かれないんですよね。
2位:ナイトクローラー
目的のためなら手段を選ばない、狂人の大胆不敵な行動力。「ああ、この非常識がまかり通るんだ・・・」という何とも言えない後味の悪さが、去年のゴーンガールに共通していましたね。こういう映画大好きです。
この作品は本当にオススメです。以前個別にレビューを書いたので宜しければ!
僕は狂人の執念を観たいのかな...「ナイトクローラー」含ネタバレ感想 - 燃えないごみが燃える日
3位:マッドマックス怒りのデスロード
今年のヒット作品の中でも特にインパクトの強かったマッドマックス。
僕は4DXに対応している劇場で観ました。ほとんどのシーンがカーチェイスなので、常に風が吹き荒んでいる4DX劇場の満足感ったら無かったのです。
のちにDVDで観てみると当たり前のように大きな落差がありました。僕の自室の小さなテレビで観ただけだったら、今回1のランキングでは9位だったかな。
公開当時、“観ると偏差値が下がる”などと何かと大袈裟にネットで騒がれていたけど、これは劇場で観ない限りはそれほど魅了されるものではないと僕は思います。とにかくストーリーがシンプルで台詞も少なく、背中で語るスタイルのマックスはめちゃくちゃカッコ良かったけれど。
【閲覧注意】映画『マッドマックス』からヤバすぎる未公開シーンが公開!【動画】
というネット記事を読んだからDVDをチェックしたんだけど、そんな大層なものではなかった。誇大広告、釣りタイトルは勘弁してほしいなぁ。(余談)
4位:シェフ 三ツ星フードトラック始めました
こんなに幸せな映画があるのかと。わんわん泣いた。話が幸せすぎて。
プロブロガーによるレストランの酷評、Twitter炎上、ジオタグをつけてのSNS拡散などネタが現代的。Vineも出てきます(笑)
私信と勘違いして公開リプライを送ってしまうミスを犯して炎上する父親。SNSに通じていて出店の宣伝に大活躍する息子のパーシーとの対照が面白い。
パーシーが健気で本当にかわいい。自分にもこんな時代があったのかなぁと父親との記憶に思いを馳せてしまう映画でした。母親にはできない、息子との交流ってあるよな。結婚もしていないのに息子欲しくなります。
5位:マイ・インターン
最初のうちはジョークを散りばめて笑わせ、最後は真面目にほっこりさせようとしてくる映画に僕は弱い。ロバート・デニーロが演じるおじいちゃんのキャラクターの魅力の大勝利でした。アン・ハサウェイのファッションのカッコよさも見どころの一つです。
アン・ハサウェイ主演マイ・インターンネタバレ感想 - 燃えないごみが燃える日
6位:シンデレラ
さすがディズニー!という感じの綺麗な作品でした。主人公のシンデレラの純粋さは僕の荒んだ心に本当に沁みましたね。継母役のケイト・ブランシェットの、大袈裟すぎない意地悪さな演技も圧巻。この作品のクオリティの高さを改めて実感します。
舞踏会のドレス、胸の谷間の強調が素晴らしかったことも伝えておきます。
7位:チャッピー
SF映画としてはよく扱われているテーマのようですが、映画初心者の僕はとても楽しめました。近い未来にありそうな設定と問題提起。純粋に面白かったんです。 上手くまとめられないけど。
映画「チャッピー」ネタバレ含む感想 SFっておもしろい - 燃えないごみが燃える日
8位:イニシエーション・ラブ
恋愛映画としては陳腐で、前田敦子のアイドルらしいぶりっ子の可愛さと、木村文乃のイイ女ぶりくらいしか見どころがないのです。しかしこの作品は伏線をイッキに回収するラストシーンが魅力のすべてです。
小説ではしっかりと読まないと「え?」で終わって、再読を余儀なくさせられることになるのですが、映画ではご丁寧な解説シーンが最後に付してあり、これが笑い無しでは見れないくらい可笑しいのです。演出の上手さ、馬鹿馬鹿しさに唸ること間違いなし。車とスクーターがすれ違うシーンなんてたまらなかったなぁ。
9位:君が生きた証
思ったより重たい話でした。ラストの歌のシーンは感動を促しているのでしょうか。素直に感動できない、深い事情がありました。被害者と加害者の立場を考えると一辺倒に同情を示すのも難しい。父親の凋落と復活で話が終わると思ったのに・・・なぁ。
共感するのは難しく、楽しめるかと聞かれると考えてしまう作品です(笑)
10位:ジュラシックワールド
わざわざ死亡フラグを立てちゃう純粋な少年たちの行動など、ストーリー展開は予想の範疇を超えないパニック映画ですが、とにかく映像が綺麗でした。特にジュラシックワールドに入場したところの映像が素晴らしかった。新種の恐竜の能力がチートなので笑っちゃいます。
ここまでは、観てよかった!!と、視聴を胸を張って勧められる作品です。
11位~20位
以下、10作品は一言感想に留めておきます。
11位:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
悪役カッコ良すぎ。カッコいいアクション、友情、勧善懲悪、クスッと笑えるシーン。なにも考えずに楽しめる、王道アクションでした。
12位:風に立つライオン
さだまさしの名曲を元にした、紛争地域で働く医者の物語。作中で例の曲が流れると条件反射のように涙腺がピクッと動く(笑) 主演の大沢たかおがハマっていました。
13位:アメリカン・スナイパー
実際の人物を元に伝説のスナイパーの運命を描いた、とても評価の高い作品でした。しかしその良さが僕にはイマイチ分かりませんでした。こちらの有名なレビューサイトで、この映画が評価されている所以が説明されていますが、それでもピンときませんでした。
超映画批評「アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中)
14位:アバウト・タイム ~愛おしい時間について~
恋愛映画だと思ってみていたら、父と息子の温かい交流がミソでした。「あと1センチの恋」と印象がカブりましたが、こちらの方が好きでした。
15位:アントマン
アクション好き、SF好きならば楽しいのだろうか。それほど意外な展開もなく話が進む印象。
16位:フォーカス
何も考えずに観れるという意味ではいいかな。
17位:あと1センチの恋
洋画あるある言いたい~洋楽あるある早く言いたい~♪
ヒロインがクラブで飲み過ぎてゲロ吐きがち。
18位:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
こちらで山ほど文句を書き連ねました(笑) 良かったら読んでください。
19位:ジュピター
同じような展開が3度ループ。正直疲れた。
20位:オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
設定は面白く、良作の匂いがしたんだけどなぁ。結構退屈な映画でした。
「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」ネタバレ感想 設定からして良作の匂いしかしないぜ☆ - 燃えないごみが燃える日
おわりに
文章のボリュームを抑えたいがために、雑で分かりにくい紹介が多かったかと思います。申し訳ない。
キングスマンが入ってねえじゃねえか!とか
バードマンが入ってねえじゃねえか!とか野次が飛んできそうですね・・・
まだ半可通レベルなので未視聴なのです汗
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」